圧雪の匠

本日のウナベツスキー場


天気もよく、8時30分現在0度、ほぼ無風です。
皆様のご来場お待ちしています。

さて、今回のスタッフは圧雪オペレーター編です。
基本2名体制で夜中もしくは朝方に出勤して圧雪車に乗り込みます。
圧雪車内部写真


運転席乗り心地抜群です。中央左の黒いボールみたいなやつで右、左、前、後ろと動きます。

運転席右側にあるジョイスティック(操作レバー)と計器モニター

基本的には、このジョイスティック一本で前のブレード、後ろのティラーすべてを操作します。
(これ操作するには、ゴールドフィンガーが必要です)
彼らは農業を営んでいますのでトラクター、コンバイン等を自由に操ります。
まあはじめての機械ですので慣れない部分もあるか?なんて考えていたのですが、彼らの手にかかれば、オチャノコサイサイです。なんの心配もいりませんでした。
(でも私は見た!まっすぐ雪押してきて、右にブレードを曲げようとしたら左にブレードが曲がったのを!そんなの愛嬌、愛嬌!)
そんな圧雪作業ですが、ただ走らすだけでは当然だめです。
その日のゲレンデコンディションを見極め、圧力をどのくらい入れて圧雪するか?
ミル(後ろのティラーにある雪をグリングリン砕くやつ)の深さをどのくらいに設定するのか?
どの位の速度で走るか?
最新の圧雪車といえどもこれ間違えると大変です。
(私は、先代の圧雪車の時結構間違えてオペレーターに迷惑をかけました。ゴメンナサイ)
これも経験です。
日本全国いろんな雪質、地形のゲレンデがあります。
そのスキー場の特性を見極めるのが大事だとおもいます。(彼らは当然熟知してます)
そしてもう一つ、機械が大好きな人でないといけません。
私みたいな機械オンチがサービス工場とやりとりするよりは、機械を熟知した彼らがやりとりをしたほうが早いのです。
ところで、私のプリノート圧雪デビューはいつになるのでしょうか?
まだまだ書きたいのですが時間がきたようです。
続きは圧雪車のマニアックネタ(仮タイトル・投稿日未定)でご紹介します。

最後に今だから言える〇〇話を

12月中旬圧雪車の納車日でのことです。
各作業機、キャタを取り付け、もう少しで完了となったときオペレーターが近づいてきました。
そしてボソッとこうつぶやきました。

「車庫に入るんですか?」

わたしは一瞬ドキッとしました。
車庫の寸法測って、仕様書にも記載したはず。
自信満々にこう答えます。

「入る!心配しなくても入る!」

でも心のなかでは、「入らなかったら徹夜で突貫工事か?。いやそんなこと1日では無理だ、どーする?」なんてビクビクしていました。

そのあと何事もなかったように普通に格納しました。よかった~

〇〇はみなさんご自由に当てはめて下さい。




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